いつも時間に追われていて心に余裕がなくなっていると感じることはありませんか?
常に考えることが当たり前になっていて、脳がエネルギー不足になっているかもしれません。
心を今だけに集中させ気づきにあふれた状態になることで、脳をリラックスさせられます。
本記事は、マインドフルネスから考える自分のリラックスの方法についてご紹介します。
1 マインドフルネスとは?
マインドフルネスは瞑想や瞑想の要素を取り入れた実践によって、現在の瞬間に意識を向け心の安定と自己理解を促すものです。
このとき過去の出来事や未来への懸念にとらわれず、ただ今この瞬間を受け入れることが重要です。
マインドフルネスを身に付けただ目の前の物事に集中する状態でいられるようになると、自分が感じた・考えたことをあるがままに見つめられます。
そうすると本来感じる必要のない不安やストレスから解放され、相手の考えをあるがままに受け入れられるようになります。
2 マインドフルネスを通じたリラックスの方法
現在の瞬間に集中し自分の感覚や思考に注意を向けることで、ストレスや疲れを癒しリラックス状態を促進できます。
忙しい日常から一時的に離れ心と体をリセットできます。
リラックスするためには以下のような方法が効果的です。
① 深呼吸(5分程度)
・姿勢を正して力を抜く(楽な服装で)
・ゆっくりと腹式呼吸をする(呼吸に意識を向ける、呼吸音をきく)
・考えがよぎっても消そうとせず思考を感じながらゆっくり手放すイメージで呼吸を続ける
ゆっくりと深呼吸をすることで自律神経を整え心身のリラックスを促進できます。
② 外に出て散歩
・自分の足の動き、地面に着地する感覚に焦点を当てる
・風の感触、周囲の音や景色に意識を向ける
ただ歩くことに集中することで、心地よいリラックス感を味わうことができます。
③ 食事を楽しむ
・食べ物の味や食感に意識を向けながらゆっくりと食べる
・食べ物をゆっくりとかみしめながらその味や香りに集中
食事を通じてリラックスすることができます。
目を閉じおなかの膨らみを意識しながら深呼吸をしてみるものの、いろいろなことを考えてしまいますね。
今日やるべきことは何だったか?深呼吸はこんな感じでいいのか?など。
たった5分ぐらいでさえ、何も考えずにいることが難しいのです。
家事をしながら音楽を聞き、休憩中にはメールやスマホの画面を見ています。
スキマ時間は活用するものと、いつも何かをやりながらすごしてきました。
そんな生活の連続が、心の余裕をなくすことにつながるとさえ気づかなくなっていました。
今に集中してみる作業はすぐにできるようにはなりません。
考えない時間を持つことに罪悪感があるからです。
しかしそんな気持ちの自分を否定することなくそのまま受けとめてみました。
うまくできるようになろうというのではなく、ただただ今の自分の気持ちを受けとめてみました。
まだ雑念だらけで、思考・感情をすぐに手放すことはできていません。
でもマインドフルネスを知ってから、私の中で今ここではないところに心が行っていると気づけるようになってきました。
例えば、一番身近な自分の心身と向き合うことなく生活しているなということ。
だから、これからは自分の感じたままに生きてみる、あるがままの自分を受け入れてみます。
私という存在を観察するという視点で自らに寄り添っていきたいと思います。
【マインドフルネスから考える】自分を大切にするための方法と意味についてはコチラから
【マインドフルネスから考える】人生の質を高めるためのマインドフルネスの実践とはについてはコチラから
【マインドフルネスから考える】自分のストレスマネジメントについてはコチラから
まとめ
本記事は、マインドフルネスから考える自分のリラックスの方法についてお伝えしました。
心の居場所がわかることで感情に振り回されなくなりますね。
あなたの感情を尊重して豊かな人生を送ってみてはいかがでしょうか。